2009年11月17日

産学人材育成パートナーシップ事業シンポジウム

というタイトルのシンポジウムに参加してきました。

雨がそぼ降る中150人くらいは出席していたでしょうか。男女参画センターに
足を踏み入れるのは初めてです。

最初は岩手大学を退任された先生、岩手大学名誉教授・DABアグリ
研究所 木村伸男氏のお話。チャンスをピンチに!ということで
物の見方によってはどうにでもチャンスは創れるという非常に頭和の柔らかい
考えをお持ちの方でした。岩手県遠見市で山菜やらの採取のみで農業を
成り立たせている方を個人的な質問でご紹介頂きました。
多分ここ→ http://www.milk-inn-egawa.com/

しかし、あれだけ人数がいると会場からの質問はなかなか出ないようで、当日も
私と焼津でお米を作っている農家の方二人だけでした。せっかくの機会なのに
質問がないというのは不思議です。それとも会社から言われてきただけなのでしょうか。

後半はパネルディスカッション。とはいうものの、参加者が各自10分ずつのプレゼンから
始まるというちょっと異例な展開。東京の卸会社(株)ベジテック、のずえ農園代表、
(株)知久屋の専務取締役、静岡県産業部農林業局農業振興室長、の4名が
プレゼンを行いました。ファシリテーターは静岡大学農学部の教授 糠谷氏で
この方の奥様は、私と同じ商工会連合会主催の創業塾で今学んでおります。

皆さんのお話は現場を経験しているだけ有りなかなかリアルなものでした。そう言う意味では
静岡におけるこのような各社の取り組みが手に取るように分かっただけでも、参加した
意義はとてもありました。知久屋の専務、木村教授、のずえ農園の野末氏と名刺交換と
直接お話を刺せて頂いたのも良かったです。

あと、面白かったのは質問をした、と言うだけで他の参加者の方から名刺交換を
求められました。最近農機具のレンタルで事業を興されたエムスクエアラボの社長
加藤氏、そして農業をサポートするような土作りを考えていらっしゃる電昭社社長の
杉山氏からお声掛けを頂きました。

加藤さんは個人的にお会いしたいと思っていた方なので、思わぬところでお声掛け頂き
嬉しかったです。連絡して企業の経緯や目指されているところを聞いてみたいと思います。


しかし、これを開催した静岡大学は偉いと思う反面、このイベントをやって満足している
と言う雰囲気もなきにしもあらず。こういうのをきっかけに実際にアクションを起こさなければ
結局何もしていないのと同じ。そう言う意味では、静岡県はまだまだ危機感に乏しいなあと
感じざるを得ないイベントでした。(そもそも平日の午後ってそんな時間を取れる人が
いるのかしら?ターゲット顧客はどういう人を想定していたのかも気になります。)


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Posted by ダイスマン at 18:00│Comments(0)農業
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